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Industrial Quesera Cuquerella,S.L.(ケセーラ クケレージャ社)輸出部長 マニュエル氏来日(2008/06/25)

パートナー
2008.06.25

闘牛、フラメンコなど情熱の国というイメージのスペインから、陽気なマニュエル氏が来日しました。営業部門を担当している彼は、8年越しの願いが叶ってのビジネスとしての来日でした。 8年越しの願い!とご本人が言う通り、普段電話でやり取りしている弊社スタッフのひとりひとりと固い握手をして、熱く熱く語っていました。 そして、私たちの質問にも、饒舌に答えてくれました。

①日本の印象はいかがですか?
まず、会社からOKをもらって、お客さんであるマイセラさんを訪問できてとてもうれしいです。
来日して2日目ですが、道路にタバコの吸殻が落ちていないことに驚いています。そして、ほとんどの日本人は親切で礼儀正しく、街は快適で、とても住みやすそうなところだと思いました。

②チーズ作りで一番注意している点を教えてください
当社のチーズは、スペインのチーズ会社の中で最も多くの国(57カ国)に輸出しています。特に、全製造の40%を占める「マンチェゴ」は、スペイン国内でも人気のチーズです。その信頼を守るために、伝統と技術と商品の安全性にこだわっています。

③マンチェゴの人気の秘密はなんですか?
『ドン・キホーテ』の舞台でもあるラ・マンチャ地方には山がたくさんあり、羊がたくさんいます。そのために、羊のよい乳を選んで使っているため、いつでも変わらない濃厚なコクと甘みがあるからだと思います。

④スペインでは「マンチェゴ」はどのように食べられているのですか?
朝食には食べませんが、ランチやディナーの後、食後に食べます。 パンとQuince paste(日本名ではマルメロ/写真)とマンチェゴを重ねて、「Valdepenas」などの赤ワインと食べます。 これは、スペインでの伝統的な食べ方です。 スペイン人は、一般論としてですが、特に新しい食べ方に挑戦しないようです。私も、この伝統的な食べ方が好きです。

⑤マニュエルさんのお好きなチーズは何ですか?
私はロシナンテ・ローズマリー(オヴェハ・アル・ロメロ)が好きです。本国では羊の乳で作れらたものと、山羊と羊の乳で作られたものの2種類があるのですが、私は羊の乳のみのロシナンテ・ローズマリー(オヴェハ・アル・ロメロ)が好きです。 苦手なものもお教えしましょうか?(笑)

⑥日本のチーズファンにメッセージをお願いします
地中海ダイエットは良質のオリーブオイルなど、からだにいい食材を使っています。スペインのチーズだけでなく、ハムやオリーブオイルを通してスペイン人のライフスタイルにも是非興味を持ってください。

マニュエル氏は、私たちが質問事項を紙に用意していると、それを覗き込んで「この質問は止めてね」とにっこり笑いながら指で指していました。もちろん、彼は日本語がわかりませんから、ジョークです。途中「ホント」という言葉を覚えて、繰り返していました。

しかし、このインタビューの最中も、本店内の加工スペースを興味深く見ていましたし、インタビュー後は弊社の加工工場見学に向かいました。陽気で明るい面と、日本における自社チーズ取扱の確認など厳しい面を併せ持ったマニュエル氏でした。

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