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ボーンホルム社社長 ペール・オールセン氏 来日(2008/01/24)

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2008.01.24

青カビで熟成させるタイプの「青カビチーズ」。ブルーチーズの名で知られていますが、全世界では約60種類もあると言われています。チーズ・オン ザ テーブルでも13タイプのブルーチーズを扱っています。その中のひとつ「Mycella(ミセラ)」を作っているデンマークのボーンホルム社社長 Per Olesen(ペール・オールセン)氏が、1月24日、日本に来日されました。デンマークから13時間の長旅で日本に到着して2時間後、身長190cmはありそうな大きなオールセン社長は、静かにゆっくりお話してくださいました。

 

①今回の来日の目的とご予定は?
勿論、Mr.Maeda(※弊社社長前田)に会うためです。このあとは、2日日本に滞在して、そのあとオーストラリアへ行き2日滞在、最後にアメリカに1週間滞在して、取引先の方々に会います。

 

 

②アメリカは御社にとってメインの輸出先ですが、アメリカではブルーチーズはどのように食べられているのでしょうか?
高級ステーキハウスの「フレミングス」や、カジュアルな「アウトバックスステーキハウス」など、6000店のレストランが弊社のチーズを使っています。 アメリカでは、チキン料理やステーキのソース、サラダドレッシング、ディップ、トーストなどに使われています。そのままで食べることは、ほとんどないようです。

③ヨーロッパでは、そのまま食べることが多いのですよね?
そうです、そのままでブルーチーズのピリッとした味を楽しんで食べていますね。ヨーロッパでは、特に北欧では、10歳位までの子供の頃は「黄色いチーズ」(※マリボー、クリーミーハバティなど)を、20歳位までは「白カビチーズ」を、そして30歳を過ぎたら「ブルーチーズ」を食べるという、なんとなくの習慣があります。子供の頃からチーズそのものを味わいながらそのままで食べているので、大人になってもその習慣が続いていることも、そのまま食べる理由のひとつだと思います。

④ミセラのおいしい食べ方があれば教えてください。
そのままスライスして食べるのが、一番おいしいと思います。ミセラ自体が個性のある味ですから甘口のワイン、ポートワインと合います。それから、「arbutus」という甘いフルーツと一緒に食べてもおいしいですよ。(※「arbutus」はアルブツス・ウネドのことのようです。別名ストロベリーツリー)

 

⑤1886年創業というと、もう一世紀以上の歴史があるわけですが、チーズ作りで一番こだわっている点は、どういうところですか?
島の草で育った牛のミルクを使っていますが、ミルクの品質にはこだわっています。それから、使用するバクテリアやカビも厳選しています。チーズの出来は、バクテリアとカビの調合次第によって味やフレーバーが変わりますから、調合には細心の注意を払っています。2006年にはウィスコンシン州のワールド・チャンピオンシップ・チーズコンテスト2位になりましたが、今年は1位を目指しますよ。

⑥最後に日本のチーズファンにメッセージをお願いします
日本のお客さんが、どんなチーズを食べようかな?と思ったとき、「environment(環境)」を考えている商品を選んで欲しいです。環境を考えているというのは、単に公害を出さないという意味ではなく、エネルギーを効率よく使う、ホルモン剤を注射した牛は受け入れない、工場をどのように稼動させるかなど、牛のエサからチーズが出来るまでの間の環境のことです。そういうことの信頼ができる商品を買ってください。

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