スティルトンにはブルースティルトンと青カビがはいっていないホワイトスティルトンの2種類があります。ねっとりとした濃厚なコクとシャープでほろ苦く香ばしい青カビ特有の風味。あと味にはちみつのような甘みも感じられます。イギリスでは、独特な甘みと濃厚なコクをもつ、ポートワインやシェリー、マデラ酒と合わせるのが定番です。『スティルトン』の名前の由来はロンドン郊外にある町の名前からつきました。18世紀に、旅人の間で、この町にある「ベル・イン」という旅籠で食べたチーズが美味しいと評判になったことから、スティルトンと呼ばれるようになりました。作家ダニエル・デフォー(ロビンソンクルーソーの作者)が”Tour through the villages of England & Wales"の中で「English Parmesan【イギリスのパルメザンチーズ)」と紹介したのかきっかけと言われています。
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