スペインチーズフェアも終盤戦に突入いたしました!
本日ご紹介するのは、このチーズ。
バルデオンです。
故郷はスペインの北部に程近い、カスティーリャ・イ・レオン州です。
表面を覆うのは塩漬けにした楓の葉。葉に包むことで、水分量のバランスが取れ、中のチーズはしっとりと仕上がります。
写真に見える、縦に筋が入っているのは、空気が入るように針で穴をあけているから。これは青カビの成長を促すためです。こうすることによって、チーズの中に青カビを入れ込みます。(青カビは空気と塩が大好物なのです。)
バルデオンは牛のミルクだけで作られるものもありますが、COTのバルデオンは牛乳と山羊乳から作られます。深みのある濃厚で芳醇な味わいは、しっかりと入り込んだ青カビからは想像できないくらい、クリーミーでなめらか。
カットしてそのままおつまみとして。
また蜂蜜とクルミをそえると、甘さと塩気、とろけるような口どけ、そこへクルミの心地よい歯ごたえが加わって、また食べたくなるとっても印象的な味わいとなります。
スペインのしっかりとした赤ワインやポートワインと共に楽しんでみてはいかがでしょうか。